中林梧竹(1827-1913)コレクション

梧竹のコレクションは46件。亡くなるひと月前に揮毫した「鈍刀不截骨」や清国人との交流が垣間見える「四言詩」、60代から最晩年にかけて年紀を有する大作などを含みます。成田山境内には梧竹が揮毫した複数の石碑が現存し、それらの拓本があることもここならではです。梧竹は王羲之をはじめとする晋唐の書に加えて清朝書法を学び、漢魏六朝の古典を積極的に吸収して、個性的な書を多く遺しています

 

 

中林梧竹筆(1827-1913)四言四句、紙本墨書、二幅、134.0×31.2×2

 

中林梧竹筆(1827-1913)朝爽、紙本墨書、一面、30.9×68.0、明治44年

 

 

中林梧竹筆(1827-1913)鈍刀不截骨、紙本墨書、一幅、135.1×33.5、大正2年

 

中林梧竹筆(1827-1913)般若心経、紙本墨拓、一幅、120.8×134.0