古谷蒼韻(1924-2018)コレクション

平成25、26年にかけて、ご自身の代表作および手元で愛玩した文房具、法帖、書画類などをご寄贈いただきました。そのコレクションは、作品155件、拓本、原拓類42件、影印類188件、墨8件、硯16件、水滴3件、印材73件、紙65件と膨大です。
作品は、中野越南の書風に魅かれていた20代の作から晩年に至るまで幅広く網羅されています。日展、現代書道二十人展などの主要展覧会の出品作が中心です。その書業の全貌を回顧することができるコレクションです。

 

古谷蒼韻筆(1924-2018)李白「古風」、紙本墨書、一面、300.0×204.0、昭和26年毎日書道展、古谷蒼韻氏寄贈

 

古谷蒼韻筆(1924-2018)萬葉集「山部赤人」、紙本墨書、一面、42.0×224.0、昭和43年日展、古谷蒼韻氏寄贈

 

古谷蒼韻筆(1924-2018)斎藤茂吉「寒土」白き山、彩箋墨書、一面、26.5×59.0、平成16年、古谷蒼韻氏寄贈

 

古谷蒼韻筆(1924-2018)亀鑑、紙本墨書、一面、171.0×94.0、平成19年日展、古谷蒼韻氏寄贈

 

 

 

古谷蒼韻筆(1924-2018)陶淵明詩、紙本墨書、一巻、23.4×674.6、平成25年現創会展、古谷蒼韻氏寄贈